【ジムロジャーズ危機の時代】読んで学んだ事①これからの世界と日本

【ジムロジャーズ危機の時代】読んで学んだ事①これからの世界と日本

読んでみたいと思っていた本。

Kindleで購入してじっくり読んでいるところですが

忘れないうちに勉強になったことをまとめておきます。

 

まずどんな人か読む前にサクッとネットで調べたところ、

ジム・ロジャーズ氏はジョージ・ソロス氏、ウォーレン・バフェット氏

と並んで「世界三大投資家」の1人として知られる

「投資の神様」と言うことでした。現在77歳。

ウォーレンバフェットという名前は聞いたことあったので

それと肩を並べる投資家の本ということがわかりました。

 

そしてこのコロナ渦の世界について、”世界の投資家”が考えをまとめたのが

この「危機の時代」のようです。

 

では、ここまでで勉強になったところをまとめます。

1.歴史について端的に教えてくれる

そうだったのか歴史は、ということがたくさん書かれています。

なぜ世界恐慌になったのか。

なぜ世界大戦が起きたのか。

なぜバブル後に何があったのか。

なぜ日本製品が世界一の品質となったのか。

など。

 

正直、歴史の知識は学校の教科書通りのものでしかなかったので

改めて考えた時に、年号と名称しか覚えていないことに気づきました。

 

この本を読むと「経済」を基準に世界で何が起こっていたのか

分かりやすく説明されています。

今の世界がどんな状態で、これから一人一人がどう行動するべきか

考えるときに基準になるなと感じました。

 

例えば、ジムロジャースは

「危機が起きる前に身近なところでは、どのような変化が起きるか。」

ということについて

  

「これまで予約が難しかった高級レストランが予約できるようになったり

高級ホテルが低価格で予約できるようになったりする」

 

と言っていて、あ、たしかに!と思う事がすでに日本で起こっているなと。

 

「タクシーの運転手さんが、最近は不景気だと言っていたら

それは合図だ」とか、今まさにニュースで言われてるやつだなと。

 

こういう身近な話を中心に、100年前も同じような事が起きていて

その時どんなアクションがあって、どんな結果になったのか

についてわかりやすく書かれていました。

 

ほかにも日本がバブル崩壊した時に

数多くの大企業が多額の負債を抱えたそうですが

そこにも触れて、

 

あの時、国が負債を抱えた大企業をかばった為にそれから30年間も

日本は停滞経済を送ることになったと言っていました。

 

同じ時期にヨーロッパでも、バブルがはじけてたくさんの

大企業が破産したらしいのですが

ヨーロッパの国々はそれらの企業をかばうのではなく

しっかり破産処理をして整理したおかげで

わりと早く経済を立て直せた過去があるとも言っていました。

 

自分が子供頃に起こった出来事なのでそんなことがあったんだ

くらいにしか思っていませんでしたが、改めて考えると

国の対策ってとても大事な事だなと思いました。

 

なんか日本人の国民性的にヨーロッパが行ったようには

出来なかったのかなとも思いましたが、不利に働いたんだなと。

 

まだ読んでいる途中ですが、ただ単純に今世の中で起こっていることに

一喜一憂するんじゃなくて過去にどんなことが起こったのか

今の状況で活かせる知識を歴史から学ぶこと、情報収集することは

重要な事だと感じました。

 

2.ピンチはチャンス

続いて、過去の歴史の話を例にピンチはチャンスだという話をしています。

まず、ここ100年間の中でこんなに経済不況があったなんて知りませんでした。

 

その歴史的な不況、危機の中で成功を収めた人の話が盛り込まれていて

これからの時代について考えるヒントがもらえます。

 

例えば、過去にテンプルトンという投資家がいたそうなのですが

彼は逆張りの投資手法が持ち味だそうです。

 

「他人と同じことをすると、他人と同じ結果しか得られない」

「”今回こそは違う”という言葉は、最もコストが高い過ちだ」

「最も悲観的なときが買い時であり、最も楽観的なときが売り時だ」

 

などのテンプルトンの名言を引用して、ジムロジャースは

「自分で考える事」というその行動、プロセスが大事だと言っています。

 

たとえその考えが間違っていたとしても

自分で考えた答えなら、なぜ間違えたのか理解できるからだと。

 

このテンプルトンという人も自分の考えに沿って投資をすることで

道を切り開き成功を手にしたそうです。

 

ジムロジャースの言う通り、考え方次第で物事の見方は変わるなと思います。

ピンチはチャンス。ありきたりの言葉ですがその通りです。

 

ジムロジャースは、「それでも他人の話をうのみにしないことだ。

自分のやり方で投資した方がいい。私は金と銀、そしてたくさんの米ドル

を所有している。それはそれらが健全な商品だからでなく、多くの人が

それを健全だと思うからだ。」と言っています。

 

これまでの基準が古くなって時代に合わなくなった。

その結果、危機が訪れたとするなら悲観的に過ごす時間を無くして

一生懸命、自分なりに考えて、情報収集して行動をするべきだなと思いました。

 

3.危機の周期について

そして危機には周期があるという話がありました。

ジムロジャースは、危機は一定の頻度で必ず起きるものだと考えることだと。

そして、あなたがいま正しいと信じている常識の多くは

15年後には間違っている可能性が高いと言っています。

 

必ずしも15年というわけでなく、だいたい15年を目安に10年後だったり

20年後だったりもするけれど経済危機は必ず訪れて

私たちの生活が変化しているようです。

 

たしかにここ最近で考えても、バブル崩壊1991年、リーマンショック2008年

そして今と経済的影響の大きい節目が訪れて変化しています。

 

「逆回転し始めた時にこそさまざまなチャンスが生まれるので

優れた投資家は、不況は景気の正常な循環の一部といえる」

らしいです。

 

「他の人が絶望し、何でも手放そうとするときに、上手くいきそうなものを

見つけて投資する。これは基本的な原則だ。」

だそうです。

 

「危機は素晴らしい機会だ。自分自身を鍛える事を学ぶことが出来る。

私は危機を知った時に、自分に何ができるのかをいつも考える。

どうすれば幸せになれるか、と。」

こういうポジティブさを最近忘れていたなと思いました。

 

引き続き、この本を読んでいろいろ考えたいと思います。